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Re:ゼロから始まる異世界生活の本編21巻が発売されました。今回は21巻の感想とネタバレを少し紹介します。
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Re：ゼロから始める異世界生活 40 (MF文庫J)「アル様は、化け物です。私たちは化け物と行動を共にしているんですよ」
プレアデス監視塔に向かったナツキ・スバル一行を裏切り、世界を敵に回すと宣言したアル――否、アルデバラン。立ちはだかる『剣聖』ラインハルトと死闘を演じるアルデバランは、無数の”機会”と”作戦”を以て世界最強の牙城へ挑む。最果ての地で始まった戦いは、四百年前の伝承を再現するかの如く、やがては『剣聖』以外の伝説をも巻き込んで、その混迷を深めていく。全ては『後追い星』として、世界を救うために呪われた男の願い通りに。
「――はい。僕は、彼ら三人と一度に手を繋ぐこともできない『剣聖』です」
大人気Web小説、最強と最恐の四十幕。――君と同じ灰になる。何もかもを終わらせて。
「リゼロ」21巻のあらすじ
プレアデス監視塔を舞台に「記憶」と「賢者」と相対する新章第6章開始！
プリステラでの魔女教との苛烈な戦いが終わった。しかし、深い傷跡の残された水門都市プリステラ。
「日常」を「名前」を奪われた人々をすくため、スバルたちは「賢者」の塔を目指して最果ての地へと旅立つ。
魔獣の巣窟であり、濃密な瘴気の漂うアウグリア砂丘、前人未到の砂の海を越える鍵、それは囚われの「魔獣使い」。
思い出を失った鬼の姉妹、「魔女」の名を名乗る人工精霊。そして「名前」を失った「最優の騎士」とともに、一行はプレアデス監視塔へと挑戦する！
リゼロ原作小説21巻のネタバレ
21巻の内容をかなり詳細に記しているので、小説を純粋に楽しみたい方にはおすすめできません。
内容を把握したい方、知りたい方はどうぞ！！
構成
- 011…プロローグ「旅の途中」
- 021…第一章「君を連れ出す理由」
- 083…第二章「砂時間を超えろ」
- 147…第三章「監視塔の洗礼」
- 180…第四章「砂上の信頼」
- 231…第五章「監視塔の番人」
- 281…幕間「ゴージャス・タイガー・リローテッド」
入手先
Re:ゼロから始める異世界生活21 (MF文庫J)ネタバレ：リゼロ 21巻 プロローグ
プリステラ水門都市を出発した一行。
「私はユークリウス家の嫡子ではないんだ」
野営の焚火を囲みながらユリウスが物憂げな瞳でつぶやいた
そんな独白めいた場面から始まるプロローグ。プリステラ水門都市での戦いのなか「暴食」によってユリウスは人々の記憶から忘却された。
そのためなのか、ユリウスは自分の出自について同行する旅の面々に自らの出自を、知ってもらいたかったのかもしれません。
その後一行はロズワール邸へと向かう。それは身内との久々の再会と、大事な寄り道をするために。
ネタバレ：リゼロ 21巻 第一章「君を連れ出す理由」
ロズワール邸へ到着したスバルがペトラ立ちと再会する。
帰ってきたスバルだが、すぐにまた2か月以上遠征に出ることを知らされペトラは落胆する。アウグリア砂丘は魔獣の巣窟、魔獣の巣窟を超えるためにスバルは一人の幼女に同行を要請する。
その幼女とは「メィリィ」。そう以前「腸狩りのエルザ」と共にロズワール邸を襲撃した「魔獣使い」である。メィリィのスカウトに成功したスバルは「記憶」と「名前」を奪われた少女「レム」を同行させることを決意する。
それは今回の「ドキドキ賢者ツアー」によって「暴食」に先手を打ち「レム」を取り戻すことに届くかもしれないという考えからの決断だった。
「レム」が行くなら「ラム」も同行すると譲らなかった為、ラムの同行も決まる。そしてロズワールからスバルたちへ「ラム」の体の欠陥が告げられる。そしてラムをよろしく頼むと。
ネタバレ：リゼロ 21巻 第二章「砂時間を超えろ」
屋敷からアウグリア砂丘までの道のりは二十日間ほどだった。幸いにもこれといったアクシデントとも遭遇することは無かった。アウグリア砂丘に到着した一行は、魔獣使いであるメィリィの力もあり魔獣の襲撃を受けることなく進む。
プレアデス監視塔が視界に入りまっすぐ塔を目指すが、塔との距離が縮まらないことに気付く。それは塔との間の空間が捻じれていることが原因だった。砂時間はねじれた空間が戻る反動だと気づいたエキドナにより「砂時間」こそが監視塔への道のりだと推測し砂時間を「超える」ことに成功する。
砂時間を抜けた一行が目にしたのは百花繚乱の花畑が視界を埋め尽くす、しかしそれは「花魁熊」とよばれる魔獣であった。第一試練である「砂の迷路」を超え第二試練の花魁熊を魔獣使いメィリィの力で抜けようと塔へ接近したその時、塔の中心で何かが光った。光がスバルの頭部を直撃した瞬間、蒸発して消え、一行は全滅した。
ネタバレ：リゼロ 21巻 第三章「監視塔の洗礼」
「死に戻り」したスバル、戻ったのは第二試練である花魁熊の攻略途中。塔への接近を試みるが先ほどと同様に失敗する。再度「死に戻り」したスバルは一時撤退―作戦タイムを選択する。
結果二度「死の戻り」した原因が光であると突き止めスバルとベアトリスの秘儀「E・M・T」により防ぐことに成功するが、その秘儀により空間の捻じれがほつれ破れた空間へ放り出された。
ネタバレ：リゼロ 21巻 第四章「砂上の信頼」
放り出された一行は分断されていた。スバルはアナスタシアとラム、パトラッシュ「非戦闘員」のみで地下通路を進むこととなる。暗い地下通路を進む4人はやたらといら立ちを感じていた。
何もかもが気に入らないそんな中、ラムの舌打ちが原因で二人は言い争いになる。それは徐々にエスカレートし殺し合いへ発展してしまう。4人は共に殺し合いとなり、アナスタシアはラムに殺され、ラムはパトラッシュに殺され、スバルはパトラッシュにかみ砕かれた。
ネタバレ：リゼロ 21巻 第五章「監視塔の番人」
「死に戻り」をしたスバル、戻ったのは地下通路に放り出されたばかりの場所だった。内輪揉めでの全滅を回避するため、スバルは先ほどとは別のルートを選択する。その先で半人半馬のケンタウロスに類似している魔獣に遭遇する。
その体長は花魁熊の倍以上、5メートルはある巨大すぎる異形。魔獣を突破しないと先へ進めないスバルたちは何とかケンタウロスをやり過ごそうとするが、希望は届かず戦いとなる。
ケンタウロスに対し攻め手が足りない一行は全滅寸前、すさまじい量の白光がほとばしる。白光によりケンタウロスは消滅させられていた。その白光の元凶である人物がスバルの視界に入ったと同時スバルは意識を失った。
意識を失った先でスバルは二つの意識の声を聴く、それは「大罪司教」であったのだろうか？その二つの意識を切り離した後、漆黒の闇の中以前までは腕と体つきぐらいしか見えていなかった人影が、身に纏ったドレスの装飾と白い肩や首筋まではっきりと分かった。
見えないのは闇に隠れる顔貌だけ「愛してる」。彼女を迎える準備を次の機会までに用意しておこうという感慨を最後にナツキ・スバルは目覚めた。
目を覚ましたのは監視塔、その中であまりにも鮮烈で強烈な存在感を放つ異質な人物と対峙する。それは黒い髪をポニーテールにまとめビキニとホットパンツという半裸の痴女。彼女は「シャウラ」と名乗り、スバルを「お師様」と呼び抱きついてきた、エミリアに助けをもとめたが何故か蹴られるスバル。
「痛い!?エミリアたん…なんで今、俺蹴ったの？」
「よくわかんないけど、すごーくもやもやしたの！」
そうして無事エミリア達との合流を果たしたのだった。
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ネタバレ：リゼロ 21巻 幕間「ゴージャス・タイガー・リローテッド」
プリステラに残ったゴージャス・タイガーことガーフィールは足踏みしていると自覚はあったが、足の踏み出し方がわからず悩んでいた。ヴィルヘルムには「あなたの目指す頂は、今のあなたの指がかかるほど易くはない」と諭された。
そんなガーフィールをミミがトンプソン邸へ連れ立った。「リアラ」に頭をなでられたとき、忘れかけていた記憶と重なりこらえようとする間もなく感情が決壊した。リアラの胸に抱かれガーフィールは泣きじゃくった。その後、リアラのに抱きつく父違いの弟妹の名前を初めて知る。
2人は「ラフィール」と「フレド」。「ガーフィール」と「フレデリカ」そのよく似た響き意味にこれ以上ないほどの愛を感じた。トンプソン邸を去った「ガーフィール」を目で追う「リアラ」そんな彼女にフレドは問う。
「なんで泣いているのお母さん？」
「忘れ物がみつかったからかもね」
「ごめんね、でもありがとう。愛しているわガーフ」と。
「リアラ」との再会、やり取りを経てガーフィールは少し前に進めた気がした。
ネタバレ：リゼロ 21巻 キャラクター紹介
- 「賢者」(仮)シャウラ
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